こんにちは。
今回は「早稲アカ夏フェス2025」で、海城中学高等学校の説明会に参加してきました。
実は今回が初めての訪問。
校長先生をはじめ、先生方の丁寧で熱意のあるお話が印象的で、約100分間の濃密な説明会でした。
校長先生の言葉「唯一無二の進学校」への想い
海城中の校長先生は、海城では3年目ですが、私立校の校長としては27年目とのこと。
国際バカロレアの普及にも携わってこられたご経歴の持ち主で、非常にグローバルで教育熱心な印象を受けました。
「学力だけでなく人間力も育てる“唯一無二の進学校”を目指す」
という言葉がとても印象的でした。
教育の柱は「新しい学力」「新しい人間力」「グローバル教育」「ICT」
海城の教育方針は、現代的な学びを多角的に取り入れていて、次のような構成です。
新しい学力(課題設定・解決能力)
社会:中学で毎学期レポート提出。中3では自分でアポを取り、インタビューを経て卒業論文を作成。
理科:実験・観察を重視。新設された「サイエンスセンター」でさらに充実。
新しい人間力(コミュニケーション能力・コラボレーション能力)
- PA(プロジェクトアドベンチャー)
- DE(ドラマエデュケーション)
これらの体験型教育で、主体性や協働性を伸ばします。
グローバル教育
- 毎年、帰国生を30名受け入れ
- 中3でアメリカ研修・高1〜2でイギリス研修(いずれも30名枠)
▷ ICT教育
- 全学年に1人1台MacBookAir支給
- 授業でのICT活用やインフラも整備されています。
「ワクワクする学び」へシフト
「学びの転換」の話がとても印象的でした。
「中学受験では競争的な学び。入学後は“ワクワクするような学び”に切り替える」
例えば、理科棟となるサイエンスセンターの建設にあたっては、建設現場ツアーを実施したり、生徒主導のグッズ制作を行うデザインチームがあったりと、生徒が楽しみながら関わる仕掛けがたくさん用意されているそうです。
学校生活の様子
- 1学年:40〜42名×8クラス編成
- 高1まで毎年クラス替えあり/高2で文理分け(文系3:理系5)
- 担任は中1から高3まで持ち上がり制
- 中1〜高1は武道の授業あり(柔道 or 剣道/高1終了時に初段取得レベル)
今後のイベント情報
- オープンキャンパス:2025年8月23日(土)・24日(日)※要予約
- 海城祭(文化祭):9月13日(土)・14日(日)
なお、学校主催の説明会は実施していないとのことなので、オープンキャンパスや文化祭での訪問はとても貴重な機会です。
感想まとめ
多くの刺激的な学びと経験ができそうで、学校生活が本当に楽しそうな印象でした。
「楽しさ」だけでなく、自分で考え・行動する力をしっかりと養う環境が整っていると感じます。
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