こんにちは。
9/15にサピックスの筑駒オープン模試を受けてきました。
この時期のサピックスOPは、実際の入試受験者数とほぼ同じと言われています。
つまり男子最難関を志望する生徒が一斉に受けるため、レベルの高さは折り紙つき。息子にとっても力試しの場となります。
結果と全体の印象は
結果は 4教科235点/400点満点、31位、合格可能性80%。
まずは「合格可能性80%」を取れた時点で、充分だと思っています。
本人も「まあ、ここまでは問題なし」という表情でしたが、上位層はこれから一気に仕上げてくるので、安心してはいられません。
教科ごとで振り返ると
算数
一番順位が悪かったのが算数。
まあまあ得意科目のはずですが、今回は平均点レベルにとどまりました。やはり男子の精鋭が集まる筑駒ですね。
筑駒特有の「深い思考を問う問題」に対応する力を、もう一段鍛える必要がありそうです。
国語
得点自体は算数とあまり変わりませんが、偏差値は65。今後もこのくらいをキープできるようにしておきたいですね。
漢字が4問、記号が1問、あとはすべて記述問題という筑駒らしい出題でした。(開成も全部記述ですが)
ここは部分点を積み上げていくしかありません。
開成同様の記述耐性が求められ、更にスピードが必要になります。
今回も詩の問題が難解だったようで、その対策もしていかないと厳しいかもしれません。
理科
順位は122位とやや苦戦。
難問ぞろいというより、選択肢が長文で処理に時間がかかるようです。
完全に時間が足りないわけではないけれど、かなりギリギリだった様子。
スピードアップと、解法の精度を上げたいところ。
社会
こちらはなんと 4位!
こちらも時間はギリギリだったようですが読み取りの速さや知識の正確さが活きた結果で、本人も嬉しそうでした。これ以上言うことはありません。
今後の課題と本人の感想
問題を見直すと、正答率50%以上の問題は落とさずクリアできていました。
課題は「正答率30〜40%台」の中堅レベルを拾っていくこと。あとは、当然ですが正答率が低くても本人が取れていたと思う問題については確実にとること。
息子も「正答率50%をとったところで平均点だから、それ以上に取らないといけないよね」と冷静に分析していて、成長を感じます。
もう正直このレベルになると、親から見て「これ解けたんじゃない?」という感覚はあまり当てになりません(笑)。
今回の結果については素直に褒めました!
一応、「ここから周りも一気に力を伸ばしてくるから、現状維持ではなく変わらず精進していかないとだね」と声をかけました。
模試はゴールではなく通過点。本人が課題を自覚している今こそ、次につなげるタイミングだと感じます。



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