【小6受験生】過去問演習3校目|難関の渋幕に挑戦

【小6受験生】過去問|渋谷教育学園幕張中 兄の塾・勉強
【小6受験生】過去問|渋谷教育学園幕張中

こんにちは。
過去問演習もいよいよ3校目。

今回は、本命校のひとつである渋谷教育学園幕張中学校(渋幕)の過去問に取り組みました。
まずは2023年度の第1次・第2次入試の2回分を実施。
どちらも内容が濃く、渋幕らしさを改めて感じました。


結果

2023年 第1次(1/22入試)

国語 60点/100点(55.3)
算数 57点/100点(58.7)
社会 58点/75点 (50.1)
理科 54点/75点 (42.5)

4教科合計 229点/350点(206.6)

※()内は合格者平均

2023年 第2次(2/2入試)

国語 76点/100点(62.2)
算数 48点/100点(58.8)
社会 50点/75点 (46.1)
理科 43点/75点 (40.6)

4教科合計 217点/350点(207.7)


算数:速さ・数論で大苦戦

今回、算数が最大の課題に。
特に「速さ」や「数論」の問題の難易度が高く、他校と比べても差を感じる内容だったようです。

2023年第2次では、合格者平均58.8に対し受験者平均が38.1と、
20点以上の開きがある“差がつく年”だったとのこと。
息子の得点はちょうど中間くらいでしたが、開成や他校で比較的安定していた算数がこの結果だったので、
渋幕特有の出題形式に対応した対策を考える必要がありそうです。


国語:安定の得点力、文学史は対策ポイント

国語は安定した結果でした。
第1次では渋幕特有の「文学史問題」に苦戦しましたが、
第2次では文学史が出題されなかったこともあり、高得点をマーク。

NN渋幕の保護者会などで、記号問題がかなりポイントになるという話を聞いていました。
根拠を持って選択出来ないと難しいし、記述と違い当然部分点はもらえない。取れるか取れないか。

実際に解いた感想を聞くと、記号問題はやはり迷う点はあるものの、文章の内容理解には大きな問題がないようです。
時間もギリギリではあるものの、「足りなくて焦る」というほどではなかったとのことでした。


理科:未知の用語に苦戦、時間不足に

理科は初見の問題や聞き慣れない言葉が多く、
考える時間が取られて時間切れになってしまったとのこと。
知識を問うだけでなく、渋幕らしい「その場で考えさせる」タイプの出題が多い印象でした。


社会:知識+思考力を問う問題が中心

社会も、単純な暗記よりも思考力型の問題が多く出題されていました。
ただし、知識をベースに答えられる正誤問題も多かったため、理科ほどは苦戦しなかったようです。

他校の過去問や模試では安定して高得点が取れていましたが、渋幕では“なんとか取れた”という印象。
初見で考えさせられる記述問題での取りこぼしが課題として残りました。


NN渋幕オープン模試も自宅受験

今週は、先週末に実施されたNN渋幕オープン模試を自宅で解いています。
まだ採点結果は出ていませんが、手応えとしては過去問と同じような感触だったようです。
「算数がボロボロだった……」と本人談。
来週の結果確認をドキドキしながら待ちたいと思います。


まとめ:渋幕対策の必要性を実感

過去問を通して感じたのは、
「渋幕の算数・理社は“思考力+スピード”の両立がカギ」ということ。
開成とはまた違ったベクトルで、思考の深さを求める入試だと改めて実感しました。
息子にとっても、「難しいけど面白い」と感じる部分があったようで、
ここからどう対策を組んでいくかが大きなポイントになりそうです。


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