こんにちは。
過去問演習の4週目は、市川中学の2回目の取り組みです。
今回は2025年度の第1回入試(1/20)にチャレンジ。
前回の市川過去問演習では入試概要なども整理していますので、ご興味あればあわせてお読みくださいませ。
👉 【小6受験生】過去問3週目は市川中学に挑戦|千葉御三家の入試に迫る
結果
前回もあまり点数が取れなくて落ち込んでいましたが、今回はどうでしょう。
さて、2025年度の結果はこちら。
4教科合計:275点/400点
(男子受験者平均:236.6点)
合格者最高点:男子335点/女子328点
合格者最低点:男子241点/女子241点
点数としては平均より少し上で、一応合格ラインです。
ただ、本人はあまり納得できなかった様子で、解き終わった後から反応が重めでした。
国語
58点(受験者平均57.8点)
感想は「できなかった」。
理由を聞くと、時間が足りず記述ができなかったそうです。
市川の国語は記号問題の難度も高めで、じっくり読めば取れるが、軽く処理するとミスしやすいタイプとのこと。
広尾に比べると一筋縄ではいかない印象を持ったようで、そこでいくつか落としたのが痛かったようです。
算数
55点(受験者平均57.6点)
自己採点後に一番落ち込んでいた科目。
計算ミスがあり、さらに作図で焦ってミスしてしまったそうです。
難問の中には解き方が複雑で、時間が間に合わず捨てるしかなかった問題も。
ただ、採点後にもう一度取り組んだら正解できたとのことで、「ここで差をつけたかった。。悔しい」と反省していました。
市川の算数は24年度と25年度で傾向が似ているようで、時間配分をどうするかが今後の課題になりそうです。
社会
84点(受験者平均57.1点)
「納得のいく点数」と本人も手応えあり。
特にひねった問題はなく知識で対応できそうということと、正誤問題が多めという印象でした。
ここは安定して得点できそうです。
理科
78点(受験者平均64.1点)
「多少のミスはあったが、もう少し取れたかも」との感想。
市川の理科は一風変わった問題が多く、国語的要素を含んでいるのが特徴的。
ことわざの穴埋めをさせ、その用語について理科的な設問を出す、といった構成がありました。これはやや苦戦したようです。
また、出題テーマも独特で、2025年度は探査機ロケット、2024年度はコロナウイルスの検査判定法といった具合に、テキストには載っていない社会的・科学的題材から考えさせる問題が出題されていました。
まとめ
今回の結果は合計点としては合格最低点を超えていましたが、本人としては悔しさが残ったようです。
国語と算数では「時間配分」「焦り」「処理の精度」が課題。
一方で社会・理科は安定して得点できる形になりつつあり、強みになっていると感じました。
引き続き過去問演習を通じて、本番で落とさない実力を少しずつ積み上げていければと思います。



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