こんにちは。
9月に入り、いよいよ過去問演習がスタートしました。
受験がぐっと近づいてきた実感がわいてきますね。
まずは併願校から
調べてみると、9月は志望校より少し偏差値を下げた学校から取り組むのが定番とのこと。
うちも「どう進めたらいいかな?」と考えていたのですが、早稲アカでは先生が計画表を作成してくださり、その流れで進めることになりました。
ありがたい。。
最難関校は今の時点では厳しいので後半に回した方がよいと言われ、事前に自分で調べていた情報と同じ方針。
まずは“抑え校”から2年分を解いてみる計画です。
計画表をもらった翌日から取り組むことになり、慌てて解答用紙をコピーしに走る私。
「過去問といえばコピー!」という話はよく聞いていましたが、ついに我が家もその状況に突入しました(笑)。
広尾学園の過去問に挑戦
平日塾のない2日間で1年分を解いていく予定です。
初回は広尾学園・2024年の第2回(2/1午後)。
ちょうど始めようとした時間が15時半ごろだったので、本番同様15:40から国語をスタートしました。
また、先日のNN渋幕OP保護者会で教わったアドバイスを早速導入。
それは「本番より5分短く設定して解く」という方法です。
理由は、本番はどうしても緊張で焦ってしまうから。普段より時間が足りないくらいで練習しておくと安心だそうです。
教科ごとの感触
さて、過去問演習を初めてやってみての感触&感想は・・・
国語
これまでの課題である読解スピードがやはりネックに。最後は時間切れ。
あと気になったのは、言語知識系が全くできなかった点。これは特定の対策は難しい気がしています。ここは先生に相談してみるつもりです。
算数
問題自体は難しくなかったのに、計算やケアレスミスがちらほら。
どんなミスをして、今後何をどうすれば防げるのか、という話はしました。
自分で分析&反省点を記載して先生に提出してみます。
理科
記述問題がちらほらあったという印象。
化学の計算が分からなかったと苦戦しており、実験問題も一筋縄ではいかないタイプのようです。
社会
最後の記述は時間切れ。
記号選択も選択肢の文章が長く、初見で読み解く資料読解問題も多かったと苦戦していました。
初回の結果
300点満点中 189点。
その年の合格平均点はわずかに届かなかったものの、合格最低点が182点だったので、初挑戦としては十分な出来だったと思います。
算数のミスは今後の大きな課題ですが、その他は大きく対策を変える必要はなさそう。
この結果を先生に見てもらって、さらに軌道修正していく予定です。
広尾学園の入試傾向を調べてみた
今回、過去問を実際に解いたあとに広尾学園の入試傾向を改めて調べてみました。
やはり「なるほど」と思う点が多く、息子の感触ともかなり重なっていました。
国語
- 普段使わない語彙や慣用句などが出ることがあり、語彙力の差が点差を生む。
- 長文読解で文の構造や流れを正確に追う力が必要。
- 時間配分:特に医進・サイエンス回は制限時間が短いため、速読・速答の練習が必要。
息子も今回、語彙問題で大きく失点。
読解では「スピードが追いつかない」というこれまでの課題がそのまま出てしまいました。ただ精読するだけでなく「速く、正確に」読み取る練習が必要だと痛感しました。
算数
- 図形問題で時間がかかる、また見慣れない条件のものも出る。
- 数の性質・場合の数などで思考プロセスが曖昧だと手が止まりやすい。
- 時間内に解ききるためには速さと正確さが両方必要。
息子はこのどの項目も「確かに」と納得していた様子。
「速さと正確さ」というのはどの学校でも必要なことかと思いますが、問題数が少なくない広尾の算数でも大事ですね。
理科
- 実験観察の背景(なぜそのような現象が起きるか)を理解していないと記述で得点が落ちる。
- 計算問題でミス・時間がかかること。
- 各分野ごとの知識のつなぎ目で理解があいまいな所があると、応用問題で手こずる。
息子も化学計算で手が止まり、実験問題でも「塾の上位校でしか上位校でしか見たことない」という問題に苦戦していました。
やはり、知識と知識をつなげて“考えて書く”力を日頃から鍛えておく必要がありそうです。
社会
- 知識はあっても資料を読み解く力がなければ誤答しやすい。
- 記述問題で文章力・構成力が問われる。
- 時事・世界事情など、最新の動きに関する知識があるかどうかも問われることがある。
今回も記号選択の選択肢文章が長くて戸惑い、最後の記述は時間切れでした。
さらに、最新の時事問題もよく出題されるとのことで、日々のニュースチェックも欠かせないと感じました。
こうして見ると、広尾学園は「知識+思考力+スピード」をバランスよく求める学校だなという印象です。
単純な暗記力勝負ではなく、理解して使える力や、本番の緊張下でのスピード処理力が必要。
初回から合格最低点を超える結果が出たのは安心材料ですが、今後の課題がまた見えてきました。



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