こんにちは。
「早稲アカ夏フェス」で開催された学校見学会に参加してきました。
まずは第一弾として、渋谷教育学園渋谷中学高等学校(通称:渋渋)です。
説明会レポート
1時間強の説明会では、まず渋渋の学校教育方針についてしっかりと紹介されました。
渋渋の教育目標はこの3つ
- 自調自考(「自ら調べ、自ら考える」「自分について調べ考える」)
- 国際人の育成
- 高い倫理感
この3つを6年間でじっくり育み、次のステップ(大学など)へつなげていくそうです。
渋渋 その他のポイント
- 完全中高一貫校(高校からの募集はなし)
- 1学年約200名、男女比は45:55(男女比半々を目指している)
- 毎年クラス替えがある
- 2年ごとに「Aブロック・Bブロック・Cブロック」に分かれ、学習だけでなく何を身につけていくのかを段階的に構成
- 6年分の「シラバス」で、今の授業がどんな力を育むのかを理解
- 「ノーチャイム」で生徒自らけじめのある学園生活を
- 校外学習は具体的な内容は生徒で決め、現地集合現地解散(←自調自考)
- 海外研修や留学生の受け入れなど、国際色豊か
- 海外大学への進学は、帰国生に限らず一般生もいる
- グラウンドがなく体育館だけなので、部活動は曜日制で調整 → 兼部する生徒も多い(運動+文化系や、運動+運動など)
渋渋 入試情報のポイント
- 帰国生入試:1/27
- 一般入試:2/1・2/2・2/5
一般入試の3日間とも試験の難易度は同じとのこと。
ただし、受験者層に特徴があります:
- 2/1: 男女ともに第一志望が多い日
- 2/2: 女子は第一志望が多く、男子は開成を第一志望にした第2志望受験者が多いため、男子のレベルが高め
- 2/5: 「何が何でも受かりたい!」という人が多く、合格者は70名強と少なくないので「ぜひこの日まで頑張ってほしい」とおっしゃっていました
校内見学での印象
ちょうどお昼休みの時間だったため、授業は見られませんでしたが、自由な校風を感じられる場面が多々ありました。
- スマホ持ち込みOK → スマホゲームをする生徒もいれば、一人でお弁当+スマホの子も
- 友達とおしゃべりしながら和やかに過ごす姿も多数
- 中1生は「話しかけて!」という雰囲気をまとってウロウロ(笑)しており、保護者と楽しげに交流している様子も
- 上級生は少し恥ずかしそうな様子でしたが、帰り際に「話しかけられなかった〜」と残念がる姿も
自分が10代の頃を考えると、特に高校生は話しかけられるのは気恥ずかしくて嫌だと感じるかと勝手に思ってしまっていましたが。
残念がっている高校生の声を聞きながら微笑ましく思いながら学校を後にしました。
男子校の見学も多かったせいか、渋渋の生徒さんたちはどこか洗練されているように思いました。
それでいて素直さや温かみもあって、とても好感の持てる学校だと感じました。
小ネタ:過去問は現金のみ!
学校で販売されている過去問は少し安くなっていることが多いので、購入する気満々だったのですが…
現金を持って行き忘れて買えませんでした(涙)
学校説明会などで過去問購入を考えている方、現金持参をお忘れなく!
私はAmazonで注文しました。。
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まとめ
渋谷教育学園渋谷中学高等学校は、自由で柔らかい校風と、生徒一人ひとりの芯の強さが感じられる学校でした。
子どもがどんな環境で中高6年間を過ごすのかをイメージするのに、とても有意義な時間でした。
これから志望校選びを本格的に進めていく中で、選択肢のひとつとしてとても魅力的だと感じました。
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